18.4.18 120日目 中国 鳳凰→武陵源
鳳凰から武陵源への移動日。
2泊した宿。
昼食を食べる時間も無いので待合いで改札を待つ。
凄い数の人が待っている。
しかし香港に行くとなると、内陸部の成都、西安に行くには再び戻らなければならない。
このことを考えていた時に、ふとカンボジアのプノンペンで中国ビザを調べていた時に知った、中国ビザを延長する方法を思い出した。
中国ビザを延長する方法が、事前に日本の中国大使館で申請するか、中国国内で申請するしかない。
調べると、凱里はここから近い。

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次の目的地は武陵源。奇岩群の世界遺産。
ただ武陵源の入り口となる街は張家界という街だった。武陵源はそこからバスで1時間。
最初、鳳凰からバスで張家界まで行き、ひとまず張家界に泊ろうと思っていた。
ただ張家界を拠点にすると往復2時間バスに乗って武陵源に行かなくてはならないので武陵源の入り口にある街を拠点にした方がいいことを知ったのと、鳳凰からはいくつかのルートがあること知った。
鳳凰から張家界の他に、武陵源まで直通のバスもある。
それ以外に、バスと列車を乗り継いでいく方法があるらしい。
しかもこれが断トツで安い。
今日の行き先を張家界か武陵源かは決めずに、両方の街の宿を調べておいて、たどり着いた街に泊ることにした。
朝食は昨日に引き続き宿の無料朝食。
今日もお腹もいっぱいになった。2泊した宿。
トイレと風呂はあれだったけど、おばちゃんがとても優しかった。
荷造りをして、歩いてバスターミナルへ。
バスターミナルが遠いため、また汗だくになる。
11時前にバスターミナルへ到着。
向かうのは鳳凰から1番近い駅がある吉首。
バスのチケットはすぐに取れた。24元。400円。
どうも人が集まり次第発車するらしい。
1時間に1本程度。俺は最後の方の乗客だったらしく、乗るとすぐに出発した。
1時間程で吉首に到着。
バスターミナルは駅の横なので駅はすぐだった。
切符売り場へ。
チケットもすぐに取れた。張家界まで19.5元。320円ぐらい。安い。
列車の発車は40分後ぐらいだった。
凄い数の人が待っている。
列車が到着し、降りるお客さんが全部降りると改札が始まる。
駅員のアナウンスとともに大勢の人が改札に詰めかける。
置いてかれないように必死に並ぶ。
割り込みも順番抜かしも凄い。
必死に切符を切ってもらって、大勢の人達と一緒に小走りで列車へ。
急いだ割には列車の中は空いていた。
2時間程乗って夕方4時頃、張家界駅に到着。
この時間なら張家界ではなく、武陵源まで行けてしまいそうなので張家界駅前のバスターミナルから武陵源行きのバスに乗る。
これも人が集まり次第発車するシステムで、乗ったらすぐに発車した。
1時間程で20元。330円。
武陵源のバスターミナルに18時ぐらいに到着。
奇岩群の武陵源の入り口なので、こじんまりとした街なのかと想像していたが、大きなホテルもレストランも商店もたくさんある立派な街だった。
鳳凰と同じように、目当ての宿は地図の空白の部分にあったので、普段使っているオフラインの地図と、グーグルマップと、百度地図を使って探したら宿は見つかった。
8人部屋で1泊42元。720円ぐらい。少し高いが仕方ない。
明日はラスト1ベッドらしいのでひとまず2泊とった。
宿の人は全員英語が話せるし、部屋もトイレもシャワーも綺麗な所だった。
この感じは中国入って初めて。さすが世界遺産。
先に風呂に入って、洗濯して、夕食へ。
いつものごとく宿周辺は高そうなので、バスターミナル近くのお店へ。
焼き餃子とご飯。合わせて18元。300円。
とても美味しくて、ご飯おかわりした。
この辺の定食屋は店先にカエルが置いてあることが多かった。
立派なカエルがたくさん。カエルは嫌だな…。
しかもカエルは料理で出てきても気がつかなそうだし…。
宿に戻り武陵源のことと、今後のことを考える。
武陵源はとにかく広いらしい。
最低でも2日はかかるし、入場券が3日有効なので1日しか見ないのはもったいない。
ただ敷地内のエレベーターやロープウェイが高い…。
3日も見る金銭的余裕も無い。
そして張家界に戻って、張家界近くにある天門山も見てみたかった。ここも世界遺産。
ただ、そうするとビザが足りない…。中国ビザは15日間。
今日で7日目。武陵源あと2日、張家界2日と考えると、張家界を出るのが12日目。
残りは3日しか無く、危険だった。
予定では、この中国西部を15日で回って、香港に出るつもりだった。
香港とマカオは行政特区なため、中国だけど外国と同じ扱いで、香港に行けばビザがリセットされる。
ただ、張家界から香港に向かうと、行きたい北西部の成都、西安に行けない。
この2ヶ所はどうしても行きたかった。
しかし香港に行くとなると、内陸部の成都、西安に行くには再び戻らなければならない。
ここから行った方が断然近い。
このことを考えていた時に、ふとカンボジアのプノンペンで中国ビザを調べていた時に知った、中国ビザを延長する方法を思い出した。
中国ビザを延長する方法が、事前に日本の中国大使館で申請するか、中国国内で申請するしかない。
中国国内の役所で申請は出来るが、作成されるのにどの都市の役所でも1週間ぐらいかかるらしい。
その1週間の間、パスポートを預けないといけないので同じ街に居続けるしか無い。
それでは延長する意味が無い。
ただ、中国のとある街の役所に行けば申請された翌日に発行されるという情報をどっかで読んだ記憶があった。(よく分かんないけど、省によって緩い所があるとか…。)
もう一度調べなおすと、凱里か楽山の役所に行けば翌日発行らしい。
この2つの街がどこにあるか調べる。
北京の方とか、香港、上海の方なら遠すぎて意味がなかった。
調べると、凱里はここから近い。
戻る事になるが、鳳凰より少し南の街だった。張家界から列車で行ける。
3日あれば十分だった。
楽山は、行きたい成都の近く。成都から南に新幹線で1時間の場所だった。
ただ、張家界から成都への移動手段を調べても中々出てこない…。
日本語でネットで調べても、飛行機しかないという…。
飛行機を調べると高い…。なら凱里の方がいいし、飛行機代まで考えるなら香港に出て、もう一度成都に行くのと変わらない…。
引き続き考える事にした。
ひとまず凱里に行けば延長が出来る。
延長か、香港に行くしかない。
そして武陵源の回り方も調べる。
これが全然分からない…。
ネットで調べても色々なルートがあるし、とにかく広すぎて武陵源の中の地名が多すぎる…。
この宿で地図は貰っていたけど、地図を見ながら調べても全然順路の想像が出来ない…。
チケットが高いから出来ればロープウェイもエレベーターも乗りたくない。
そして1番分かりづらいのが、武陵源内を無料バスが走っているらしいが、これが部分的なエリアしか運転していなくて、どう乗っていいのかが分からない…。
なぜその区間しか運転していないのかも分からないし、行き先が多すぎてよく分からない…。
諦めて、高くなってもいいし、2日間で回りきれなくてもいいから、宿の人に聞いてみることにした。
出来ればロープウェイもエレベーターも乗りたくないことと、2日間で見所を回りたいと伝えると、すぐにオススメを教えてくれた。
登りは歩くのはキツいし時間がかかるから、ロープウェイもエレベーターも乗って、下りは歩いてくればいいこと。
バスに乗る部分と歩く部分を教えてくれたうえで、2日間で回れるコースを教えてくれた。
ありがたい。最初から聞けば良かった…。
ひとまず明日、明後日の事が解決したので就寝。

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