18.4.25 127日目 中国 楽山→成都

楽山観光、そして延長ビザを受け取り、成都に移動する1日。
朝8時に起きて、朝カップ麺を食べて荷造り。
先に観光してから出発するため宿に荷物を置かしてもらう。

1泊だけした宿。
ビザ延長のため色々やっていただいた。



9時過ぎに路線バスに乗り、20分ぐらいの楽山大仏へ。
路線バスは一律1元。15円。
楽山大仏は中に入り直接見るか、目の前に流れる川から船に乗って見るかの2パターンがあるらしい。
大仏が大きすぎるため、川からの方が全体像が見えやすいらしいが、大仏以外にも隣接する寺院とかも見たいので中に入って見ることにした。

入場料は90元。1500円。
船なら60元らしいけど...。


世界遺産。


入り口から長い階段を登る。


楽山大仏入り口。


先に入り口近くにある寺院へ。
ここで小雨が降ってきた...。
ここ最近雨ばかり...。




中国に入って初めての大きなお寺だったけど、同じ仏教でも今までの国とは全然違う。
仏像の顔や姿が違う。装飾も色も違う。
日本に近い気がするし、日本とも違う。

奥のお寺ではたくさんの僧侶の方がお経を読んでいた。
ただこの景色もたくさん見てきたけど今までとはどことなく雰囲気が違う。



敷地の1番奥にあるニース塔。


再び戻り、大仏へ。
入り口から向かうと、顔の右側に出る。
凄いデカい。



ビックリするぐらいめちゃデカい。
山をくり抜いて作った大仏。凄い。

体の右側が階段になっていて大仏の足下に降りられる。
凄い人の数。全員中国人。


相変わらず割り込みが凄いし、人混みの中で回り見ないで傘さすから当たるし、階段降りてる途中も立ち止まってポーズ決めて写真撮影大会始めるから一向に列は進まないし、写真撮るのにあなた映り込むからどいてとどかされるし、最高です。
普段は何もあまり思わないけど、観光地とか人混みだけはなんでこんなにあれなんだろうか...。

階段は凄い狭いし急。



階段の側面にもたくさんの仏像が彫られていた。



足下へ。デカい。めちゃくちゃデカい。
もちろん色々ギネス記録らしい。中国ギネスだらけ。
船に乗らずとも足下から十分見れた。



向かいは川。たくさんの観光船が往来してる。



写真撮ってもらった。


再び大仏の左側から上まで登り、寺院の奥へ。

途中食堂街があった。



こういう場所での食堂の前には食材となる生き物が展示されてる。
子亀、子蟹。


取りやすいように尾びれにヒモを着けられた魚....。


オオサンショウウオ....。
これ食うのか...。
全部の店の前にオオサンショウウオがいた...。名産なのか....。


途中にある楽山大橋。綺麗な橋。


橋の手前にある崖墓。
山を彫って、中にお墓を作ったとか。




橋を渡り、山を登り汗だくになり、最奥にあるお寺。


ここまで来ると他に観光客はいなくて見晴らしのいい静かな場所だった。



建物の中には僧侶の像がたくさん並べられている。





このお寺が1番良かった。静かで。とても綺麗な場所だった。


3時間ぐらいで回り終わった。
再び入り口まで戻り外に出て安そうな所で昼食。


担々麺とライス。16元。270円ぐらい。
めちゃ美味しかった...。



路線バスで宿まで戻り、荷物を取りに行き、再びバスに乗ってビザを受け取りに向かう。
着いてお金を払うとすぐにパスポートに貼ってくれた。本当に最高。
これで30日間追加で中国滞在が可能になった。


建物の前からバスに乗って駅に向かおうとするが逆方向のバスに乗るというミスをおかし、途中で折り返し駅へ。30分ぐらい無駄にする。

楽山駅に着いて成都まで切符を買い、外に出るとたくさんの中国軍兵士が新幹線に乗るところだった。


大行列の改札を待って、再び新幹線で成都へ。


1時間で成都南駅に到着。
四川省の中心都市の成都。久しぶりの大都会。


地下鉄に乗り換え、目当ての宿に向かう。
ただもちろん地下鉄も荷物検査があって、バックパックを通したら止められた...。
ただ係員は中国語で色々言うだけで何がダメなのかさっぱり分からない...。
戻ってインフォメーションカウンターまで行けと言われる...。
インフォメーションカウンターに行って、ここに行けと言われたと伝えると、カウンターの人になぜ?と言われる...。
俺のバックパックが何かダメか聞くが問題は無いらしい...。
再び荷物検査に行って、インフォメーション行って来たけど問題無いって言われたよとジェスチャーで伝えるが中国語でダメだ的な事を言われる...。

もう意味分からないし、面倒くさいから、隙を見てそのまま無視して通り抜けた...。
眺めるだけで追ってもこないし...。何がダメなのかも分からないし...。
俺以外の外国人どうやって対応しているんだろう...。



10分ぐらいで宿近くの駅へ。そこから歩いて20分の目当ての宿へ。
目当ての宿は成都に来た多くの日本人が泊る宿らしい。
日本語を喋るスタッフが何人かいるらしく、予約サイトの評判も今まで見たことないぐらい良かった。
着くと無事に部屋も取れた。一泊30元、500円ちょっと。
受付の女性スタッフさんが日本語ペラペラだった。


風呂に入って、溜まっていた洗濯をする。


成都に来た理由は、九寨溝と黄龍だった。
宿の横にバスターミナルがあり、そこから九寨溝までのバスが出ているらしかった。
黄龍は九寨溝の先で、九寨溝からさらにバスで上るみたいだった。

また成都はチベットへの入り口らしかった。
まだたいして調べていないのでよく分かってはいなかったが、チベットに行く人は成都から向かう人が多いみたいだった。
ただチベットは特別な許可証が無いと入れないことは分かっていた。
旅行代理店等に頼むのかと思っていて、成都に来ればなんとかなると思っていた。

チベット、どういった場所かは今ひとつ分かっていなかったが、ラサやポタラ宮には行ってみたかった。
そしてチベットを調べてもその記事の年や時期によって書いてある事が違いすぎる...。
許可証のルールもバラバラだし、ツアーやルートがまったくもって見えてこない...。
それだけその時の情勢によって変わるエリアみたいだった。


2週間後に中国を出て台湾に行こうと思っていたので、
まず成都に来て情報収集して、九寨溝や黄龍に行き、再び成都に戻ってきて、まだ日程に余裕があるならチベット、そこまで余裕が無いなら西安に行こうと思っていた。


スタッフさんも日本語ペラペラなので、受付に行き九寨溝までのバスの事を聞こうとした。
すると九寨溝は今、去年の地震の影響で1日の入場者に制限をかけており1日2000人しか入れない.....。しかもツアー客に限るらしい....。
1日数万人来ていた観光地なのに2000人だから現在ツアーは1ヶ月近く先の5月中旬まで予約で一杯らしい。
また、地震の影響の修復中で全てのエリアには入れないとのこと....。

たしかにバスターミナルから九寨溝までのバスは今でも出ているが、1週間ほど前に諦めきれない日本人が、バスで九寨溝までいったが中には入れずとんぼ返りしてきた人がいたそう...。
成都から九寨溝は片道9時間...。マジでナイスファイト....。その人の情報が無ければ俺も試していたかもしれない...。



そしてもう1つの黄龍は、まだ凍っているらしい......。
標高3000m以上の場所にある池だもんな....。
溶けるのは6月とからしい....。たしかにそりゃそうかもな.....。
全然考えて無かった....。


そしてチベットはもちろんパーミットと呼ばれる通行許可証が必要だった。
そしてその許可証は申請して発行されるのに2週間前後かかるみたいだった....。
申請やツアーは宿が組んでくれるそうだった。


完全につんだ....。
完全に情報不足...。甘く考え過ぎてた...。
こうなると中国ビザを延長した意味もたいして無い...。

そもそも、香港に行かず、直で成都や西安などの内陸部に来たかったからわざわざ楽山でビザ延長したのに...。
成都は他にはパンダ繁殖基地ぐらいしかない...。西安も3日もあれば終わる....。
これなら香港に行って南部を回ってもよかった....。

どうしようもない....。


考えても仕方ないので夕食へ。
宿裏にある定食屋街で。


牛肉面と白米。16元、270円ぐらい。
とても美味しかった。さすが四川省。
正直、張家界で中華料理に飽きていたが、楽山から四川省に入って完全に美味しくなった。全然違う。


この先の事は明日考えるとして、宿に戻り就寝。



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